画像検索で出てきた不気味なパンダをしらべたら表情包というものでした。表情包はラインスタンプといえるもので、パンダの元ネタは2010年頃のArab Dairy社のCMだったらしいです。
画像提供:アイキャッチャー
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画像検索で出てきた不気味なパンダ
中国語のスラングを調べていたらパンダの顔に人面という不気味な画像が大量に表示されていたので、それが気になりました。実在する誰かの写真を切り抜いたような感じだったからです。この写真の主が誰なのでしょうか?また、どのような経緯でパンダ人間の画像が作成されネット上に大量にアップロードされてしまったのでしょうか?そんなことを考えるとどうしも気になってしまいます。
パンダの正体は日本で言うとラインスタンプ
調べてみるとこれは表情包と呼ばれる画像で日本で言うとラインのスタンプのようなものでした。日本ではラインスタンプは購入するものという認識がありますが、表情包は誰でも使うことができます。フォロワーを増やしたり単に面白くて作っているという感じのようです。
ベースとなるパンダは2010年のArab Dairy社のCM
Arab Dairy社のPanda Cheeseのテレビ広告「Never say NO to panda」に出てくるパンダがベースになっています。このCMが中国のネットでバズり多くのネット民に知られるところとなったようです。日本でパンダと言えば愛らしい動物のイメージがありますが、このCMのパンダの目は結構怖いかもしれません。かなりシュールなCMですが、フリーズした後のパンダの顔と流れる音楽が何とも言えない雰囲気で面白いと思います。
Panda Cheese 熊貓起司 (繁中版)
人面が付いたのはネットゲーム「ディアブロ」の掲示板
最初にこのパンダが使用されたのは、ゲーム「ディアブロ」の掲示板でした。掲示板の管理人の友人がPanda Cheeseのパンダの顔にチェ・ソングクさん(韓国の俳優)の人面を貼り付ける加工をして、それをグループチャット内で使い始めたのが最初だったようです。
SNSのスタンプとして爆発的に流行
このパンダのベース部分と人面は、様々な組み合わせで加工されました。そして、SNSなどで表情包(スタンプ)として多くの人に使われるようになりました。日本人声優の花澤香菜さんもこの表情包にされていました。ただ、あまり嬉しくはない使われ方だったみたいですね。それに、著作権やパブリシティ権、プライバシー権など問題がありそうですが、そこは大陸のおおらかさ、といったところでしょうか…。まあ、とにかく、このパンダ表情包は中国のネット界隈で受けが良かったようで、スマホの普及とともに爆発的に流行していきました。
まとめ
画像検索で出てきた不気味なパンダを調べてみたら、パンダの正体は日本で言うとラインスタンプでした。ベースとなるパンダは2010年のArab Dairy社のCMに登場したパンダで、ネットゲーム「ディアブロ」の掲示板を通して広まり、SNS利用の拡大とともに爆発的に流行したということが分かりました。
まあ、面白いものがはやるものですね。
ちなみに、日本でオリジナルのラインスタンプを作るには、スタンプショップで販売する必要があります。ラインの審査がはいるのでパンダの表情包のようなスタンプが日本で出回ることはなさそうです。
以上です。では拜拜!
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